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石炭灰リサイクルの意義、釧路の石炭灰リサイクルへの道。
石炭灰はどうやってできるの? どうして石炭灰のリサイクルが必要なの?
ここでは、コールマインが取り組む石炭灰のリサイクルについて、
みなさんの素朴な疑問にお答えしていきます。

一般家庭で使う石炭の量ってどれくらい?

コールマインの販売実績では、全道各地全部まとめて、一般家庭全体でおよそ6,080トン/年です。(平成15年度)

釧路市内で年間2000tの石炭が使われています。
1軒あたり 一冬におよそ2tの石炭を使用することから釧路市内には暖房用石炭を使用している家庭はおよそ1000軒と考えられます。

ちなみに、日本全体の石炭の使用量は、工業用を含め
約1億5000万トン/年です。

※6,080トン・・・単純に3トントラックで約2027台分!
 ←2027台分!!


石炭灰はこれまでリサイクルされてきましたか?
またどのように利用されてきたのでしょうか?

コールマインが本事業で取り扱う石炭灰は、一般家庭のストーブなどで使用され、
炉に残った灰を指しますが こちらはリサイクル概要のでも述べましたように一般廃棄物として市の最終処分場で埋立処分されリサイクルはされてきませんでした。

一方、石炭火力発電所から大量に発生する
石炭灰は、下記のようにリサイクルに対する試みがされてきました。

フライアッシュ(電気集じん機で集めた微粒の灰)
・・・・その成分や特性からセメント製造用の粘土代替やセメント製品、建材ボードなどの原料として利用されています。

クリンカアッシュ(ボイラ火炉から排出される灰)
・・・・粒径がやや大きく多孔質であるため、排水・保水性の良さな
どの性能を活かして、地盤・土壌改良や園芸用土などに利用されています。

日本の産業面での石炭需要は、主に鉄鋼、発電、セメントの順で利用されており、
従来の企業による石炭灰リサイクルは、環境への配慮と利用業者としての責任から、企業努力として、そこから排出される石炭灰のリサイクルの研究と開発に取り組んできました。

【石炭利用産業の企業による石炭灰のリサイクル例】

主な有効利用先としては、セメント、土木、建築、農林水産分野の順で、
セメント材料や土木用充填材、建設ボード、
肥料・土壌改良材などに利用され、製品として生まれ変わっています。


釧路市では一般家庭からごみとして出される石炭灰はどれくらい?
釧路市の一般廃棄物として収集されているのは、
およそ700トン/年です。

※700トン・・・3トントラックで約234台分
 ←234台分
※未燃焼分を考慮した理論的排出量です。
※このうち、畑等の土壌改良剤として自家散布している例も考えられます。


どうして今、石炭灰のリサイクルが必要なの?
釧路市の場合、一人あたりのごみ排出量は、約1,600グラム/日(平成12年度統計)で、全国平均の1.4倍となっています。このことからも、ごみ減量に向けた、リサイクル可能なごみ処理対策が早急に必要だということがわかりますね。

※釧路市の人口は 187,645人(H16.8現在) ですから
単純に計算して 1日に排出されるゴミの総重量は300232キログラム!
およそ300トン(@_@;)
これが1年集まると・・・109500トンです。
←36500台分

とても石炭灰のリサイクルだけでは、ゴミの総量が格段に減少していくとは言いがたいですが「千里の道も一歩から」「ちりも積もれば山となる」
A5でも説明しますが
なにより ごみ減量化は 市民一人ひとりの小さな努力によって解決できるものです。本事業において、企業と市民団体・行政がひとつのコミュニティを形成して「石炭灰のリサイクル」というひとつのテーマに取り組んでいくことは、少なからず ごみ減量化の市民への啓蒙に一役買うことが期待できます。


コールマインが進めている石炭灰リサイクルと、
事業所が取り組む石炭灰リサイクルにはどんな違いがあるの?
火力発電所などから発生する石炭灰リサイクルの基本理念は、
その立場や膨大な排出量からも、地球環境に配慮する必要に迫られた
企業努力によるものです。

一方、釧路コールマイン(株)は、太平洋炭坑からその鉱区を引き継いだ
国内唯一の炭坑であると同時に、釧路市内の53社の出資で設立された
いわゆる“市民炭坑”です。
自社が採掘した石炭を購入、使用した家庭から出る石炭灰を
独自のネットワークで回収し、有効利用しようという試みは、
地域産業の発掘や振興につながり、ごみ減量化への取り組みは、
市民一人ひとりの意識啓蒙へと働きかけることができます。

生活に密着した石炭灰のリサイクルを通して、町の抱えるごみ問題を考え、
地域レベルで取り組むことこそ、よりよい町づくりへの第一歩なのです。